「築土構木」の思想。
中国の故事にある築土構木の意味は、私たち冨士建設の考えそのものです。道路や橋、河川工事などの社会資本を整備することは、私たちが毎日を安心して暮らせるための仕事。
中国の古典哲学書「淮南子(えなんじ):紀元前2〜1世紀頃」に書かれた一節に、「聖人が現れ、民のために土を盛り、材木を組んで室屋を作り、人々が安心して暮らせるようになった」という記述が残されています。
この「築土構木」の言葉の通り、 私たちが安心して暮らせる社会資本の整備に関わることこそ、 私たち冨士建設の仕事だと確信しています。
土と木とともに・・・
弊社が土木工事業、そして産業廃棄物処分業として取り扱うものは、まさに「土と木」であります。土は、弊社が創業当時より主力としている機械土工で、建物の土台や田畑で耕作する地盤をつくるために取り扱っております。建設工事から発生した土砂を有効に利用するため、各種区画整理事業や農地造成といった開発事業と一体的に取り組んでおります。
木は、造成工事の一環として1990年代後半より伐採工事を手掛けたことにより、樹木の伐採から、木のリサイクル処分を手掛け、炭や燃料用チップ、農業用敷材、堆肥用原料として様々なリサイクル活用を行うことで取り扱っております。
土と木を主力事業として取り組む企業姿勢は、「モッタイナイ」という言葉を第一に、物や資源を粗末にしてならない大切さが込められています。これからも「モッタイナイ」という言葉を大切に、資源循環型建設業として、我々が活躍する足柄の地域から有効な資源の活用を図り、社会への貢献、自然環境への配慮を続けていきます。
株式会社 冨士建設 代表取締役社長 文字 正和