「モッタイナイ」を大切に…。
今や世界の共通の言葉となった日本語のひとつに「モッタイナイ」があります。
この言葉には、物や資源を粗末にしてはならないという思いが込められています。建設業界では、自然条件やコスト、工期厳守という時間的な制約など様々な厳しい条件の中で、与えられた資源を無駄なく有効的に利用することが求められています。
当社では建設現場で発生する資源を有効活用してきた実績を通して、様々なリサイクル事業を展開しております。これからも「モッタイナイ」というを言葉を大切に、資源循環型建設業として、我々が事業を行う足柄の地域から有効な資源の活用を図り、社会への貢献、自然環境への配慮を続けて参ります。
この言葉には、物や資源を粗末にしてはならないという思いが込められています。建設業界では、自然条件やコスト、工期厳守という時間的な制約など様々な厳しい条件の中で、与えられた資源を無駄なく有効的に利用することが求められています。
当社では建設現場で発生する資源を有効活用してきた実績を通して、様々なリサイクル事業を展開しております。これからも「モッタイナイ」というを言葉を大切に、資源循環型建設業として、我々が事業を行う足柄の地域から有効な資源の活用を図り、社会への貢献、自然環境への配慮を続けて参ります。
当社の資源循環型建設業としての活動の一部をご紹介いたします。
自走式スクリーン機による
土砂のふるい分け作業の様子
木材切断機による
リサイクル作業の様子
ガラパゴスシリーズの活用。
コマツの環境リサイクル機械、ガラパゴスシリーズを工事現場内で活用。
第二東名高速道路・清水第四トンネルでは、トンネルの岩盤を掘削して、その岩石を破砕するために自走式の岩石破砕機を活用し道路の路盤に再利用できる砕石を生産しています。
また横須賀市に建設を行った神奈川県産業廃棄物最終処分場では、自走式の木材破砕機を活用し、現場内で伐採した木材をそのまま現地で破砕し、チップ化しました。さらにそのチップ材を炭や堆肥に再生し、現場内の法面に再利用するなど多角的なリサイクルを進めています。
また横須賀市に建設を行った神奈川県産業廃棄物最終処分場では、自走式の木材破砕機を活用し、現場内で伐採した木材をそのまま現地で破砕し、チップ化しました。さらにそのチップ材を炭や堆肥に再生し、現場内の法面に再利用するなど多角的なリサイクルを進めています。
自社開発のリサイクル機械の活用。
現場で土砂や木材を決められた大きさにふるったり、付着したゴミや泥を落とすために自社で開発を行った機械が『自走式ふるい機』です。
従来、現場内でふるい分け作業を行う場合、固定式の機械を平坦な場所で精密に設置しなければなりませんでした。しかしこの機械の開発によって、現場の中でならどこでも作業ができることにより、設置する手間がなく、しかも他の作業に支障を与えず、多少地盤の悪い場所でも作業が可能となりました。
最近では、丹沢湖の流芥(流木の木くず)のふるい分け作業や、工事現場内で発生した産廃混じりの土砂のふるい分けに活躍しています。
従来、現場内でふるい分け作業を行う場合、固定式の機械を平坦な場所で精密に設置しなければなりませんでした。しかしこの機械の開発によって、現場の中でならどこでも作業ができることにより、設置する手間がなく、しかも他の作業に支障を与えず、多少地盤の悪い場所でも作業が可能となりました。
最近では、丹沢湖の流芥(流木の木くず)のふるい分け作業や、工事現場内で発生した産廃混じりの土砂のふるい分けに活躍しています。
大井木材リサイクルセンターの開設。
平成18年7月、大井町柳地区にて木材の中間処理施設「大井木材リサイクルセンター」を開設いたしました。
足柄上地区を中心に県西地域から発生する伐採や剪定した木材をこのリサイクルセンターで破砕し、チップ化した後、炭や堆肥などに再利用します。
当施設では、産業廃棄物、一般廃棄物を問わず生木であればチップ化することができますので、幅広く木くずを取り扱うことが可能です。
さらに周辺環境へ配慮し、破砕処理施設を建屋の中に建設することにより、騒音や振動、そして木くずの破砕による粉塵を抑えた設計を行っております。
足柄上地区を中心に県西地域から発生する伐採や剪定した木材をこのリサイクルセンターで破砕し、チップ化した後、炭や堆肥などに再利用します。
当施設では、産業廃棄物、一般廃棄物を問わず生木であればチップ化することができますので、幅広く木くずを取り扱うことが可能です。
さらに周辺環境へ配慮し、破砕処理施設を建屋の中に建設することにより、騒音や振動、そして木くずの破砕による粉塵を抑えた設計を行っております。
山の木を伐採してチップに加工し、それをまた自然に返して使う。この循環作業を行うことで、環境への負荷も少しは軽減できると思います。他社ではなかなかここまで事業化しているところはないので、おかげさまで忙しくしています。
環境事業部次長 大井木材リサイクルセンター長
浅田 敏敬
<大井木材リサイクルセンターの概要>
【処分場・施設許可】
◎産業廃棄物 |
---|
処分業許可 1424048182 |
処理施設許可 上セ30091号 |
◎一般廃棄物 |
大井町 大井町指令第5号 |
【木材リサイクル認定施設登録】
神奈川県 建設発生木材等再資源化指定事業者登録 第22号 |
---|
【取扱品目】
木くず(産業・一般廃棄物)分類 → ①枝・葉 ②幹 ③草 ④根 ⑤竹 ⑥低木(サツキやツツジなど) |
---|
※解体材は取扱い致しておりません。 |
【保管概要】
◎破砕処理棟内 保管面積 100㎡ 最大保管容量 200㎥ |
---|
◎屋外チップ材ストックヤード 保管面積 331㎡ 最大保管容量 735㎥ |
【一般廃棄物取扱地域】
愛川町、座間市、逗子市、茅ヶ崎市を除く神奈川県全市町村 |
---|
(上記の地域も追って取り扱いできるように致します) |
<大井WRC4つのOK!>
計量完備!マニフェスト発行OK!
搬入された木くずは、50tまで対応する重量計で計測後、伝票を発行。
産業廃棄物の場合は連動してマニフェストを発行いたします。
また2008年3月より神奈川県発注の公共工事から発生した木くずも受け入れ可能。再資源化指定施設として証明も発行いたします。
屋内作業で雨でも受入OK!
高さ最大10mの屋内ストックヤード・破砕処理棟のため、雨天でも受入可能。
集塵機を完備した屋内での破砕処理を備え、粉塵や騒音を低減し、静かでクリーンなチップ化を実現しております。
収集運搬車輌で引取もOK!
4tアームロール車、5tアームロール車、10tユニック車など収集運搬車輌もスタンバイ。ご要望により現場まで木くずを引取りにお伺い致します。さらに伐採工事も請け負っております。
産業廃棄物収集運搬許可も取得しておりますので、県内全域で引取可能です。
用途に応じたチップの生産もOK!
持ち込まれた木くずをチップ化し現場での再利用にも対応します。
また用途に応じてチップ材の粒径を変えたり、ふるい機を利用してダスト分を除去したり、サイズの大きいチップや異物を除去することも可能です。チップ材の有効な活用方法もご相談ください。
<大井木材リサイクルセンター案内図>